突破するデザイン

久々更新。

突破するデザイン
ロベルト・ベルガンティ

を読了。外から内のアプローチと対比して、内から外へのアプローチを体系的に解説した良書。
デザインスプリントの前段階で実施したい。
この本にでてくる、スパーリングパートナーという考え方はとても重要だし、
実際にデザインを行う場合、このように信頼できる人に厳しい意見を出してもらう事が多い。

この本を読んで、改めて「みんなではじめるデザインレビュー」を読み直してみた。

こちらも良書。共創を行う土台作りとして、これらの方法を活かしたデザインを実施したい。
初期フェーズでの細かい、質の高いレビューこそ良いプロダクトをつくる秘訣だと感じる。q

Service Design Conference 2016

今日は、Service Design Conference 2016 を拝聴しに、日吉まではるばる行ってきました。

テキストを推敲している間もないので、evernoteにメモ書きした内容をそのまま貼り付けるという荒業で済ませておきます。
かなり個人的なメモではあります。
あとで、誰の発表かくらいはメモで追加しておきます。
何かを学ぶというよりも認識を新たにする、とか、気付き、というものが多く、
日常の自分の仕事をどうやってドライブしていくか?という点でたくさんのヒントをもらいました。

充実した土曜日でした。

——

デザインのハードスキル
ファシリテーション、マネジメント等のソフトスキル
両方の軸が必要。

TOPで間違った判断がくだされてしまう場合は?
ステークホルダーとの話をプロセスのはじめの段階で行う。

幹部を巻き込んでWS。自分たちのやり方を認めてもらうための行動をとる。
リーダーシップ、ファシリテーション、

理解してもらえないなら何度も実施してみる。

Industrial Internet
@katorineRau
Senior Ux Researcher at GE

Don’t fight against company language and existing organization. #sdnj16

UX = designing for end-user

Whoever translates the language can bring people to a common solution. #sdnj16

Make realistic plans for integrating design earlier and in places

Crisis
React → Commit
Result
反応するだけでなく、コミットすること

1.R&D
2.Marketing Branding
3.Human Resources
4.Team Management

→ 24 commitment

“How might we use our skills to create these commitments within our companies?” #sdnj16

empathy ≒ passion

partnership 一つのサービスより、2つのサービスのほうがロイヤリティが増す。
airレジを中心に、店舗のエコシステムを構築していく。

airレジのアライアンス。アライアンスをしたほうが、自前で構築するよりも良い提供ができる。
今は200人くらいのチーム。
最終ユーザーに対してクリエイティブを提供する集団としての自負。
ユーザーの理解やビジョンの共有をして、チームの枠を維持する。

メソドロジーでチームを形作ることも重要に感じた。
スタートアップと既存の規模のススメ方の違い

4,5人だとコミュニケーションが用意・全体に関われる。
サービスデザインは新しいパッションを組織の中につくることができる。
物語を共有、情熱を共有。

大きい組織ではパッションもバラバラになるが、逆に様々な種類のパッションを利用できる。それをいかに、組織に取り込んで有効活用していくか。

チームを別にすることの重要性。柔軟性が高くなるので短期間でスタートできる。
早く動く必要がある。

関係性の糸口を見つける。小さなポイントから広げていく。Showcaseが必要。
キャリアづくりに貢献できたかどうか。飲み。関係性の構築。
その人にとってドライバーが何なのかを理解する。

他の人がフォローしたいようなビジョンを示す。
ハングリーかどうか?欲しいと思わせることができるか?

<発見 定義><開発 実現>

デザインリサーチ
買い物→真の望みは?

→地元愛

特性を明らかにしていく。デザインブリーフの変更

活気あふれる買い物の街→
多様な個性を受け入れることを好む活気あふれる買い物の街

どうやって?→実体験のエピソードから、分析。
アクティングアウトで検証→NG
コンセプトは変えず、ペルソナを検証

→複数のステークホルダーのニーズを組み合わせた開発案

AMEX案件の例

獲得方針の再定義≒調査を行う。
人生全般において獲得をすると嬉しい物は何?
合意形成のためのグラフィックファシリテーション
→段階的なジャーにの検証

IBM IX
データエンタテイメント
JAL カウントダウンアプリ
日本郵政 見守りサービス

何より重要なのは良いデザインは、人の役に立つこと
とますT. WatsonJR

IBMのデザインに対する意識の植え付け 1956
クライアントエクスペリエンス
http://www-03.ibm.com/ibm/history/ibm100/us/en/icons/gooddesign/

People + Place + Practices = Outcomes

Design thinking is not for only Designers

IBM’s 3 core practice
1.Hills , not Mountain.
2.Sponser,User
3.Playback

#sdnj16

ユニークさだけでなく、関連性も必要
☓ google glass

double diamond and Lean Startup process

http://www.core77.com/posts/39867/The-Design-Firm-Is-Walking-Dead

古いデザイン会社のモデルでは今のダイナミズムにフィットしない。

売上につながる「顧客ロイヤルティ戦略」入門 読了

売上につながる「顧客ロイヤルティ戦略」入門

後半はHCDの概要のような内容。
組織のワークフロー、組織の文化にHCDやLEAN UXの手法を取り入れたいがなかなか理解されない、という人には是非オススメ。NPSや社内の状態を細かくデータ調査すれば、顧客満足度が売上と関連している、というのは突き詰められると思う。
データがあるかどうかは会社次第だとおもうので、評価できない場合は是非データを収集することをオススメ。

プロローグ 顧客満足が高いのに競合に勝てないワケ
ステップ1 良い売上にフォーカスする–ロイヤルティ指標の設定
ステップ2 顧客を怒らせる方法を考える–カスタマージャーニーマップ策定
ステップ3 顧客の声を集める–顧客フィードバックの獲得
ステップ4 顧客は6タイプに分けて考える–ロイヤルティ別に顧客の特徴把握
ステップ5 顧客の行動はウソをつかない~定性調査で顧客インサイト理解
ステップ6 顧客と共に改善する~成功確度を高めるユーザ中心設計手法
ステップ7 顧客志向文化を形成する

一橋ビジネスレビューでデザインエンジニアリングについての特集

経営者の人に是非読んでもらいたい。
デザインエンジニアリングを実践している企業の実例が多く、どういったマインドセットでデザインを扱っているのか、という点で非常に参考になった。

http://store.toyokeizai.net/magazine/hitotsubashi/

 

特集
デザインエンジニアリング
「機能か、デザインか」の二者択一ではない

 

P.4 特集にあたって
延岡健太郎
鷲田祐一
木村めぐみ

特集論文―1

P.6 デザイン価値の創造
デザインとエンジニアリングの統合に向けて
延岡健太郎(一橋大学イノベーション研究センター長・教授)
木村めぐみ(一橋大学イノベーション研究センター特任講師)
長内 厚(早稲田大学ビジネススクール准教授)

特集論文―2

P.22 デザインエンジニアリングの時代
山中俊治(東京大学生産技術研究所教授)

特集論文―3

P.36 デザインエンジニアリングの実践
田川欣哉(takram design engineering 代表/Royal College of Art客員教授)

特集論文―4

P.52 デザイナーの役割分担について
国際比較で見た相対的特徴

日米中比較調査の結果より
鷲田祐一(一橋大学大学院商学研究科准教授)

特集論文―5

P.64 技術も生み出せるデザイナー、
デザインも生み出せるエンジニア

デジタルカメラ分野におけるデザイン創出に対する効果の実証分析
秋池 篤(東京大学大学院経済学研究科経営専攻博士課程)
吉岡(小林)徹(東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻博士後期課程)

特集論文―6

P.80 工学を人間らしくするデザイン知識
永井由佳里(北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科研究科長・教授)

UXに関わるということ

リサーチやインタビューにはある程度専門的なスキルもあったほうが良い。
定性的な調査を行った結果の判断についても、デザイナーが感覚で行うものよりもUXの専門家や、人間中心設計の専門家が実施、判断したほうが誤判断はしにくいと思う。

但し、その場にはエンジニアやリサーチャー、マーケター、営業、デザイナー等、チームを構成するすべてのメンバーが関わっている必要があると思う。
断裂した情報だけを頼りにUXを構築してもだめで、細かいデザインや細かいUI,仕様の部分で調査のレポートには反映されなかったジャッジがたくさん紛れ込む。
それを最適なものにするためには、はじめから最後まで同じメンバー、同じチームでの実行が重要。
そういった意味で、外注のUX設計や外注のデザイン、外注の実装は失敗のリスクを高めているという認識からスタートしたほうが良い。

スケジュールや予算の都合上そうせざるを得ない場合はあるけれど、異常事態からのスタート、ということはよく把握しておくべき。
些細なUXは、ユーザーテストでキャッチできたとしてもそれを最後まで伝達するのは困難なのだから。いくら資料を用意したとしても。

OGSMシート

OGSMシートのひな形。

https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0Ar5g3BRC8sPWdHY3aENyR2U1UzFkRUdra0tQVFNTUnc&usp=sharing

グロースハック的にサイトの課題点と改善点を整理するのにも使えるし、
UIの改善箇所とゴールを定義するのにも使える。
広告のターゲットの整理にも使えるし、視点として万能な気がします。

「戦略から戦術まで。」

デザインを起こす際に、ビジネス上のゴールを整理するのにもこういった分解して整理する手法をまとめていく必要がある。
細分化して整理、定義することが大事。
感覚のジャンプは最後にとっておこう。

OGSMシートについてはコチラのページが詳しい。
http://makitani.com/2009/07/ogsm.html

リサーチ&デザインについて

ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ

を読了。

UXデザインの方法論は、建築デザインのリサーチや分析手法と根っこは共通なんだなと改めて気付かされた。

ここに書かれている方法論と目指しているものは、LEANな手法やUXの手法とほぼ同じ。

「困っていることはなにか?」と改めて問うことで、表面だけ見ていては気づかないような本質的な問題にたどり着いて、解決のいとぐちが見えてくることは多いんだんろうな。
そして、自分が突き詰めていきたいのはタイトルに書いたリサーチ&デザインなんだと最近ようやく見えてきた。
チームでそれをやることの難しさと言ったらハンパないんですけどね。